かかとが痒い！ひび割れの正体

もう15年近く前、まだセラピストになる前の話ですが
ある日突然足のかかとがものすごく痒くなりました。
足の裏を見ても皮膚がどうかなっているというわけでもない。

「もしや水虫？」と思い病院へ行きましたが検査の結果は陰性。

でもすごく痒いんです！と先生に訴えても原因はわからずに終わりました。

冬で乾燥したのかなーなんて思いながら放置していたのですが
ある日、かかとにひび割れが現れました。
と同時に痒みは消滅。

皮膚はひび割れる前兆として痒くなるんですね！
妊娠後期にお腹が痒くなると言いますが、それも皮膚が割れて妊娠線ができる前兆なのではないかと思います。

セラピストになって東洋医学を学び始めてから
かかとガサガサの原因は「冷え」ということ知ってものすごく納得しました。
私は生粋の冷え性。

皮膚の痒みや乾燥は「冷えの症状」の一つなのでした。

エステティシャン時代はかかとガサガサになってきたら
お風呂上がりの皮膚がふやけた状態の時に
角質落としでガンガン削ってからクリームを塗りまくる、
という最悪のお手入れをしていました。

一瞬でツルツルになった♡と喜ぶのはつかの間。
強く削るお手入れは繰り返すほどに乾燥しやすくなり角質を厚くしていくので
お手入れをやめたら前よりガサガサになります。

正しいお手入れは
お風呂で温めてから足裏、くるぶし周辺やふくらはぎをマッサージ
↓
尿素配合のクリームで保湿
↓
かかと保湿用ソックスを履いて寝る
です。
どうしても角質を削るのであればふやけた状態だと刺激が強くなりすぎるので
お風呂に入る前に軽くこする程度にしましょう。

あとはそもそもの「冷え」を改善することが一番大切ですね。
わたしも冷え対策を意識し続けることでひび割れるようなことは無くなっていきました。

お客様でもかかとがガサガサの方は皆さん冷え症です。
暑がりなんです、と言われていてる方でも触ると太ももやお腹も冷たかったりします。
下半身が冷えていると上半身に熱が集中して「冷えのぼせ」のような状態に。

下半身の血流がめちゃくちゃ大事です。
特にお腹を揉むと自律神経の働きで血管が広がって一気に体が温まり、
マッサージ後は全身ポカポカになります♡
是非お試し下さいね。

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